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- 学生アンケート イマドキの就活生 2017年10月<後編>のアンケート結果
ここでは、就職活動中の学生たちの本音をご紹介します。就職活動の流れに沿ったアンケートを実施し、学生たちが何を考え、何に悩んでいるのかをご紹介します。就職支援の参考にしてください。
10月<後編>のマジョリティー
- 「キャリア関連」科目を履修したか?…
- 「はい」(57%)
- 「キャリア関連」科目は、就職活動を含めて役に立ったか?…
- 「はい」(77%)
- 大学の就職支援は役に立ったか?…
- 「はい」(60%)
- 大学の就職支援で、役に立ったのは?…
- 「就活全般のガイダンス」(57%)
- 就職活動で、相談した相手は?…
- 「友人」(24%)
今月のアンケートは、「キャリア関連科目の履修状況」「役立った大学の就職支援」「就活の相談相手」についての質問です。
調査概要
調査方法 | インターネットによるアンケート調査 |
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対象者 | 2018年3月卒業予定の大学4年生・修士2年生 |
回答者数 | 498人 |
調査期間 | 2017年10月10日〜10月31日 |
アンケート結果
学校で「キャリア関連」の科目を履修しましたか?

「はい」が57.4%、「いいえ」が42.6%となり、履修者は半数以上でした。キャリア教育科目の受講者が増えているということから、キャリア教育科目の設置・充実が進んでいることが推測されます。
「キャリア関連」科目は就職活動を含めて役に立ちましたか?

「キャリア関連」科目を履修した人に「就職活動を含めて役に立ったかを尋ねる」と、「はい」が76.9%、「いいえ」が23.1%と約8割が「役に立った」と回答しました。「役に立った理由」は、「就職活動への不安がなくなった」「働くことの心構えができた」「自分の将来(人生)設計について考えるきっかけになった」など、受講をきっかけに前向きな気持ちになったことが伺えます。
一方、「役に立たなかった理由」は、「現実の就職活動に即していない」「調べれば分かることばかりだった」「就職活動の成果に直接的にはつながらない」など。また「大学1、2年に受けたので、内容を忘れた」など早期の実施で覚えていないという回答も目立ちました。早期に意識づけをすることはいいのですが、多くの学生は時間が経つにつれ学んだことも意欲も薄れてしまいます。継続的な学習機会や仕掛けが必要のようです。
大学の就職支援は役立ちましたか?

「はい」が59.4%、「いいえ」が17.9%、「利用していない」が22.1%と回答しました。「いいえ(役に立たない)」、「利用していない」と回答した人にそれぞれ具体的な理由を尋ねたところ、役に立たない理由は、「アドバイザーによってアドバイスが異なる」「抽象的なアドバイスだった」など、「利用していない」理由は「支援があることを知らなかった」「就職サイトで充分」「講座、個別面談の予約が取れなかった」などがありました。
具体的に役立った就職支援は何ですか?(複数回答)

大学の就職支援が「役に立った」と回答した人に、具体的に役に立った支援を尋ねたところ、「就活全般のガイダンス」(59.8%)が最も多く、ついで「学内セミナー」(24.7%)、「マナー・遣いの講座」(23.3%)、「自己分析の仕方」(19.3%)の順となりました。
昨年に比べて「マナー・言葉遣いの講座」が14ポイントほど増えました。マナーに関しては、企業へのメールや電話をかける作法に加え、インターンシップ先で戸惑う場面が多いという声もあり、インターンシップの参加機会の増加が反映された結果といえるでしょう。
就職活動に関する相談相手は誰ですか?

就職活動に関する相談相手は、最も多かったのが「友人」(23.9%)で、「親」(21.3%)も2割を超えました。次いで「大学教員」(9.2%)、「大学職員」と「就職専門業者」(8.2%)、「大学のカウンセーラー」(7.2%)で続き、「誰にも相談していない」が6.6%もありました。