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学生アンケート イマドキの就活生

ここでは、就職活動中の学生たちの本音をご紹介します。就職活動の流れに沿ったアンケートを実施し、学生たちが何を考え、何に悩んでいるのかをご紹介します。就職支援の参考にしてください。

12月のマジョリティー

これまでにボランティア活動経験はあるか?…
「経験ある」45.5%
経験者のうち東日本大震災でボランティア活動をしたか?…
「今後したい」58.2%
東日本大震災ボランティア活動の内容は?…
「被災地でのボランティア活動」68.0%
震災以外のボランティア活動の内容は?…
「国内ボランティア」53.8%
東日本大震災を機に、将来(企業選びや働くこと)への考え方・価値観の変化はあったか?…
「ない」38.2%

今月のアンケートは、就職活動とは直接関係はないのですが、多くの学生が東日本大震災のボランティア活動に参加しているのを見て、どのくらいの学生が参加しているのか、また、震災は学生たちの就職活動にどんな影響を与えたのかが知りたくてアンケートを実施しました。「ボランティア活動経験の有無」「東日本大震災関連のボランティア活動の有無」「震災ボランティア活動の内容」「震災以外のボランティア活動」「震災による将来(企業選びや働くこと)への考え方・価値観の変化」についての質問です。

調査概要

調査方法インターネットによるアンケート調査
対象者2013年3月卒業予定の日経就職ナビ会員
回答者数3221人
調査期間2011年12月13日〜12月25日

アンケート結果

これまでにボランティア活動経験はありますか?

「ボランティア活動経験の有無」では、「経験のある学生」は45.5%と半数近い学生が経験しているようです。「経験はないが、今後したい」は44.4%、「今後もしたくない」はわずか10.2%に留まりました。この結果から、ボランティア活動に興味のない学生はとても少ないことが分かります。

Q1で「ボランティア活動の経験がある」と答えた方にお聞きします。東日本大震災でボランティア活動をしましたか?

ボランティア活動経験者のうち、東日本大震災でボランティア活動をした人は26.4%となり、回答者全体では12.0%になりました。就活生10人に1人は震災ボランティアとして活動をしたことになります。「これまではしていないが、今後したいと思う」は58.2%となり、震災ボランティア活動に高い関心を持つ学生が多いことが分かりました。

Q2で「東日本大震災でボランティア活動をした」と答えた方にお聞きします。ボランティア活動の内容は?(複数選択可:2つ以内)

震災ボランティアをした学生のうち、直接被災地に行って活動した人は68.0%と、3人に2人は現地入りしていました。ほかに、「被災地以外での募金活動」が41.6%、「被災地以外での支援物資集め」が18.1%、「被災地での募金活動」が6.7%でした。なお、その他(16.0%)の活動内容は「避難者への生活支援」「チャリティーコンサート・イベント等の企画・運営」「子どもへの学習支援」「外国人被災者の話し相手」「高齢者支援」「視聴覚障害者への情報提供」「写真修復」「仮設住宅の家具製作」「被災地特産品の学内販売」「避難所の慰問演奏・演舞」など、多岐にわたっています。被災者の支援では、社会的弱者への支援をする学生が多いという印象を持ちました。

Q2で「東日本大震災でボランティア活動をした」と回答した方にお聞きします。これまでに経験した震災以外のボランティア活動の内容を回答ください。

震災ボランティア活動者が、震災以外で取り組んだことのあるボランティア活動は「国内ボランティア」53.8%、「海外ボランティア」7.6%、「授業等でのボランティア」25.0%、「震災以外ない(ボランティア活動は震災が初めて)」は13.6%でした。授業等でのボランティア経験者が4人に1人おり、大学でのボランティア活動をきっかけに活動を始めた学生もいるようです。

東日本大震災を機に、将来(企業選びや働くこと)への考え方・価値観の変化はありましたか?

「東日本大震災による企業選びや働くことへの考え方・価値観の変化の有無」では、「変化があった」は27.8%、「変化がない」38.2%、「わからない」34.1%でした。変化の具体的な内容については、以下の通りです。

  • 中小企業への志望度が高まった。大震災を機に、中小企業が日本経済を支えているのだと、改めて感じた。ものづくりを通して人を支える仕事がしたい、という気持ちが今までよりも強まった。
  • いわゆる贅沢をするために必要なモノ・サービスを提供する企業への興味から、生活に絶対不可欠なモノ・サービスを提供する企業へ興味を持つようになった。
  • 震災が起きるまでは、「働く」ということが嫌で仕方なかったが、命を落とされた方や職を失った方に比べると自分は働ける可能性があるというだけで幸せだということに気がついた。生きたくても生きることが出来ない、働きたくても働くことが出来ない人がいる中で、甘えていてはいけないと強く思うようなった。
  • 日本という国のためになることをと考えるようになった。
  • 地元に貢献したいと思うようになった。
  • 震災により、社会インフラの重要性を改めて実感した。そのような重要性の高い業界に就業して、世の中に貢献したいと考えるようになった。
  • 家族に何かあってもすぐに帰れる距離で職場を選びたい。
  • 安定した職につけたからといって、一生安泰では暮らせないこともある。何があっても、もう一度やり直そうと思えるような自分の好きな仕事、誇りに思えるような仕事、社会の役に立つ仕事をしたいと思うようになった。
  • いつ何が起こるかわからないので、企業の大小に関わらず「安定」を求めすぎてはならないと思うようになった。
  • 震災後の企業の対応などを見て、心のある企業を選んでいきたいと感じた。
  • 震災後には、地域の人々や社会に対する企業の対応が気になった。人々を支え、暮らしに寄り添える仕事・地域の人々から信頼され身近に感じられるような企業で働きたいと考えるようになった。
  • 震災のあと、従業員へどう対応・援助をしていたか、また地域や人々のためにどんな活動・行動を起こしたのかをチェックするようになった。
  • いつ人生が変わるか分からなくなった。その時その時を真剣に生きないと後悔してしまう。適当な気持ちで仕事を選び、働くことはとてももったいないと思うようになった。