【テーマB】インターンシップ等の取組拡大

「首都圏におけるインターンシップ等の拡充・高度化」の開始に当たってて

幹事校:青山学院大学
副学長 長谷川信教授

16大学が連携する「首都圏におけるインターンシップ等の拡充・高度化」(産業界のニーズに対応した教育改善・充実事業テーマB「インターンシップ等の取組拡大」)のキックオフミーティングが2014年7月23日、青山学院大学において開催され、実施計画にもとづいて2014年度の事業に取り組むことになりました。

本事業は、首都圏に立地する16大学が、インターンシップ等のマッチングを行う9つの団体等と連携し、インターンシップの拡大を図る取り組みであり、地域全体へのインターンシップ等の普及・定着を図るとともに、キャリア教育の充実を図り、2015年度以降の卒業・修了予定者に対する就職・採用活動の後ろ倒しへの円滑な移行を目指すことを目的としています。16大学は、9つの団体等が参加する「首都圏インターンシップ推進機構」の下で、産業界との連携を具体化しつつ、2014、2015年度にわたって本事業の趣旨を活かした活動を行っていきます。

2012年度から推進してきた「首都圏に立地する大学における産業界のニーズに対応した教育改善」(産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業テーマA)において、各大学はすでにインターンシップ等の取り組みを拡充してきました。これらの成果を踏まえつつ、16大学が連携する「首都圏におけるインターンシップ等の拡充・高度化」は、これまでの大企業を中心としたインターンシップとともに、(1)中堅・中小企業を対象としたインターンシップ等、(2)職業意識の涵養を目指したインターンシップ等、という2つのタイプのインターンシップに注力します。

これまでのテーマAによる事業展開の中で、モノづくり中小企業のニーズ把握、催事販売型インターンシップの開発等の成果が生まれ、また低学年からの職業意識の涵養の重要性が指摘されていることを受けて、テーマBでは上記の2つのタイプのインターンシップを中心的な課題として取り組んでいきます。

インターンシップの拡充のために、今後解決すべき課題はいくつもあり、具体的には、2つのタイプに適合したインターンシップ・モデルの開発、インターンシップの事前・事後研修プログラムの開発、インターンシップの評価測定手法の開発、インターンシップのための専門人材育成プログラムの開発等が挙げられます。首都圏インターンシップ推進機構は、日本学生支援機構の支援を受けつつ、産業界のニーズを取り込み、首都圏という特徴ある産業・商業集積を視野に入れて本事業を展開することによって、諸課題の解決を目指します。2014年度から2015年度までのテーマBの実施期間のなかで、本事業が大学・産業界の連携ネットワークとしていっそう機能を高め、首都圏におけるインターンシップの拡充に寄与することが期待されます。