キャリア教育の現場から

学生の社会的・職業的自立に向けて必要となる能力等を育成するキャリア教育について、教育現場からお届けします。

大妻女子大学 提案型授業科目「キャリア・デベロップメントプログラム(CDP)」

静岡県伊豆市への企画提案

2011年11月12日土曜日、大妻女子大学千代田キャンパスで「2011年度家政学部キャリア・デベロップメントプログラム(CDP)成果発表会」が開催されました。CDPとは、提携した企業や行政が提示する課題に学生チームが取り組み、企画・解決案を作成して企業・行政に提案するPBL(課題解決)型の授業のこと。この日は提携先の静岡県伊豆市に企画提案をする成果発表会でした。会場にはCDPで提携した伊豆市の菊地豊市長、大石勝彦副市長をはじめ観光関連担当者がかけつけ、発表するチームの学生と伊豆市関係者、観覧者で開場は熱気に包まれていました。

伊豆市から出された課題は、「ヘルス&ヒーリング」をテーマに都市部の若い女性を伊豆市に呼び寄せる企画を考えるというもの。5〜10人で1チームの全9チームが、13時から15時までの2時間をかけて若い女性をターゲットにした商品・サービスを提案しました。母娘の旅行企画や黒米を使った甘酒、ビワを使った化粧水、イケメンガイドの観光タクシーなどの企画が次々に提案されました。審査の結果、最優秀賞には伊豆市土肥の観光スポットをイメージした4種類のノンアルコールカクテルを提案したチームが選ばれました。  発表会に参加したチームのリーダーは、「チームの意見をまとめて、発表までこぎつけるのは本当に大変でした。結果よりも全員で考えて作った企画を提案できたことの方がうれしい」と、当時を振り返っていました。ちなみに、受賞チームには、伊豆市の名産品の詰め合わせなどが贈られ、学生たちも大喜び。審査委員長を務めた菊地市長からは、「皆さんの提案はどれも素晴らしいものばかり。企画の実施要領をもっと詰めればいずれも実現可能。われわれもできる限り具体化させたい」と、熱いメッセージが送られました。