就職力ランキング2026-2027 1位一橋大学 2位京都大学 3位西南学院大学

就職力ランキング2026-2027

25年にリニューアルした「企業人事に聞いた『卒業生が活躍している大学』調査」結果をもとに作成した「就職力ランキング2026-2027」は、2年続けて一橋大学が1位になりました。ランキングは企業からの回答数が一定数以上に達した126大学を対象にし、順位付けしています。


企業の人事担当者が4側面で卒業生を評価

「卒業生が活躍している大学」調査は、企業の人事担当者に、直近2年間に採用した社員を出身大学別に見て、「行動力」「コミュニケーション能力」「知力・思考力」「成長力」の4側面・12項目について答えてもらっています。12項目は「主体性がある」「対人力がある」「論理的思考ができる」などがあり、「非常に平均を上回っている」から「平均以下」までの6段階で評価してもらいました。


一橋大学は側面別ランキングすべてで1位を獲得

総合ランキングで1位になった一橋大学は昨年に続き1位となりました。一橋大学は4つの側面別のランキングすべてで1位を獲得しました。社会科学系の大学として知られ、経済・経営分野を中心に実社会につながる知識を重視し、少人数ゼミを通じて学生の論理的思考力や分析力を鍛えている成果が表れていると言えるでしょう。2023年に新設した文理融合の「ソーシャル・データサイエンス学部」も大きな話題になりました。


2位の京都大学は側面別の「行動力」「知力・思考力」で2位。とくに従業員規模1000人以上の大企業から評価されました。企業からは「周囲とコミットする力」や「柔軟性」があるという声が挙がりました。3位の西南学院大学は「行動力」3位、「コミュニケーション能力」「成長力」で2位に入りました。福岡市に拠点を置くミッション系大学で、近年は関東圏での就職支援に力を入れるなど、地元九州以外でも卒業生の存在感が増していることが、躍進の理由の一つと言えそうです。


4位の名古屋大学は「成長力」で3位。中部地方の企業から安定して高い評価を受けています。5位の東京科学大学は専門性の高さから製造業を中心に評価されました。私立大学は西南学院大学のほか、7位慶應義塾大学、10位上智大学、13位青山学院大学、16位早稲田大学と、都内有名大学が名を連ねています。


1位一橋大学 2位京都大学 3位西南学院大学 ※ランキング内の東京科学大学は、2024年10月に統合した東京工業大学、東京医科歯科大学への評価も含まれます。

理工系大学が多くランクイン

人工知能(AI)やロボットの急速な普及により、新卒採用では理系人材の激しい採用合戦が続いています。それを反映するように、ランキングには理工系大学が目立ちます。5位の東京科学大学を筆頭に11位の名古屋工業大学、20位室蘭工業大学の他、上のランキングにはありませんが、21位東京農工大学、22位京都工芸繊維大学、23位東京理科大学、24位芝浦工業大学、25位九州工業大学、36位東北工業大学、52位東京工科大学、58位日本工業大学、70位神奈川工科大学、72位東京電機大学など、多くの大学がはいっていました。


「就職力ランキング」は以下のランキングで構成しています。


・総合ランキング

・側面別ランキング(行動力、コミュニケーション能力、知力・思考力、成長力)

・採用を増やしたい大学ランキング

・注目しており、ぜひ採用したい大学ランキング

・地域別ランキング(総合、側面別;行動力、コミュニケーション能力、知力・思考力、成長力)(北海道・東北、関東・甲信越〈東京除く〉、東京、東海・北陸、近畿、中国・四国、九州・沖縄)


大学の人材育成の取り組みが分かる「大学の人材育成力ランキング」もあります。

・総合ランキング

・取り組み別ランキング(キャリア教育に熱心に取り組む大学、産学連携に積極的な大学、留学生の支援に力を入れている大学、グローバル教育に熱心に取り組む大学、すぐれた研究を行っている大学、就職支援体制が充実している大学、地域の活性化に貢献する大学)


就職力ランキング、大学の人材育成力ランキングとも、「中小規模大学版」もあります。


【調査概要】
●調査名:企業人事に聞いた「卒業生が活躍している大学」調査
●調査期間:2026年2月27日(金)~4月15日(水)
●調査対象:2026年2月現在の全上場企業(新興市場含む、外国会社は除く)と一部有力未上場企業
●調査対象数:5281社
●回答社数:585社(回答率11.1%)
●調査主体:日本経済新聞社と日経HR
●調査協力:日経リサーチ


写真素材/PIXTA


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