【調査概要】・調査対象 「キャリタス就活会員」(2026年卒の大学4年生、修士2年生) ・調査時期 2025年8月20~31日 ・回答者数 181人 ・企業情報数 594社
インターンシップ等の「参加経験あり」は96.1%
日経HRが2026年卒業者を対象に実施した「2025年内定者調査」によると、オープン・カンパニーなどを含めたインターンシップ等に参加した学生は96.1%に達しました。アンケート回答者は最終学年の7月までに内定を得て就活を終えた学生なので、参加率が高めに出ている可能性はあります。それでも、就活を控えた学生がインターンシップ等に参加するのは当たり前の時代になっていると言えるでしょう。学生の参加開始時期は早ければ学部3年・修士1年の4月からで、最も多いのは8月、9月の夏休み期間です。
インターンシップ等10社以上参加者は46%
次に、学生たちのインターンシップ等への参加社数についてです。最も多いのは「11~15社」(19.5%)で、10社以上参加している人は半数近い46.0%に達しました。この数に驚く人もいるかもしれませんが、半日や1日のプログラムであるオープン・カンパニーを含めているので、10社以上の参加も可能になっています。
就業体験プログラム参加者の7割は理工系
プログラムの内容は「グループワーク」(65.5%)を中心に、「座談会」(53.4%)、「講義」(44.8%)、「仕事疑似体験」(42.0%)などが組み合わさっています。インターンシップの本来の意味である「職場での就業体験」はわずか17.2%です。25年卒向けから就業体験を含む5日以上のプラグラムであれば、参加学生の情報を正式に採用選考に使っても良いことになりました。この影響もあって就業体験を含むプログラムが増えています。ただし、就業体験を含むプログラムの参加者を見ると、7割超が理工系学生で、文系学生は3割弱となっていました。
インターンシップ等参加のための選考がある企業は73%
1人で10社以上も参加するインターンシップ等ですが、参加するためには選考を突破しなければならないこともあります。選考試験のあったインターンシップ等は73.1%で、抽選や先着順など選考のないところは26.9%でした。最も多く課された選考はエントリーシート(64.9%)で、以下、Webテスト等が36.8%、オンライン面接が29.9%、グループワーク7.5%、対面面接1.1%となりました。
7月までにはエントリーシート対策を
インターンシップの参加受付は早ければ4月から始まりますので、3年生4月以降には、できるだけ早くエントリーシート対策はしておいた方がいいでしょう。エントリーシートで最も多い質問が「自己PR・強み」(75.2%)で、「学生生活で力を入れたこと」(71.7%)、「企業に興味を持った理由 」(48.7%)までが上位3質問です。これらの回答は選考の始まる7月までには書けるようにしたいものです。
Webテスト対策はSPIから
Webテストは、「SPI(WEBテスティング)」が29.7%で最多で、「SPI(テストセンター:オンライン)」(25.0%)と「SPI(テストセンター:リアル会場)」(7.8%)を含めたSPI系テスト3つで62.5%を占めます。Webテスト対策をするなら、まずはSPI対策から始めるといいでしょう。
参加して良かった点「選考に有利」が急増
最後に、「インターンシップ等に参加して良かった点」への回答を見てみましょう。最も多かったのは「社内や社員の雰囲気がわかった」(79.3%)でした。実際の職場を訪れたり、社員と接する機会があったことの表れでしょう。注目したいのは3番目に多い「早期選考など、本選考に有利になった」(67.8%)で、前年調査から20ポイント以上も増えていました。参加した学生の情報を選考に使えるのは、就業体験を含む5日以上のプログラムですが、オープン・カンパニーなどの短期間プログラムでも、参加者情報を採用選考に使っていることが分かる結果となりました。
(編集部)
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