2025年内定者調査 採用選考編 初期の面接はWeb、最終は対面が中心

漂流する就活

2025naitei-senko_m.jpg
新型コロナ禍以降、オンラインが増えていた採用選考ですが、面接でも最終面接では対面の面接が7割を超えるようになっています。コロナ禍によって変わった企業の採用選考は、何が変わり、何が元に戻ったのでしょうか。今回は2026年卒者を対象にした内定者調査から、企業の採用選考について紹介します。

【調査概要】・調査対象 「キャリタス就活会員」(2026年卒の大学4年生、修士2年生) ・調査時期 2025年8月20~31日 ・回答者数 181人 ・企業情報数 594社


エントリーシートの提出、Web入力が9割

内定者調査では、企業ごとに受けた選考を聞きました。その結果が以下になります。エントリーシート(ES)を受けた学生は85.3%、Webテスト等は69.6%、面接は96.1%、グループワークも7.0%ありました。新型コロナ以降、オンライン上での選考機会が増え、Webテストや初期の面接は今でもオンラインでの選考が主流です。

1_2025senko.jpg

次に、各選考について詳細を見ていきましょう。エントリーシートと言えば、以前は1社1社手書きした用紙を郵送するものでしたが、今はWeb上で入力して提出するのが一般的です。Web入力・提出が全体の87.0%で、手書きはわずか3.7%。残りはワードやエクセルで記入したものをメールかWeb経由で送るといった提出方法です。

エントリーシートの質問は、「学生生活で力を入れたこと(ガクチカ)」(75.9%)、「志望理由」(72.6%)、「自己PR・強み」(62.1%)が3大質問です。他に、「将来の展望(やりたい仕事)」(38.0%)、「学業(ゼミ・研究内容)・成績」(30.9%)が続きました。

2_2025senko.jpg

WebテストはSPIシリーズで5割

Webテスト・筆記試験は、「SPI(WEBテスティング)」(20.7%)、「SPI(テストセンター:オンライン)」(17.1%)、「SPI(テストセンター:リアル会場)」(12.8%)とSPIシリーズ3種類で50.6%と、半数を超えました。4番目の「企業オリジナル試験」(10.6%)は理系の専門職が中心です。

3_2025senko.jpg

Web面接は1次で7割、2次6割、3次2割

最後は面接について。新型コロナ禍以降、Web面接が普及しました。26年卒の1次面接のうちWebで実施された面接は73.5%(個人62.9%、集団10.6%)でした。Web面接は2次でも59.8%と半数を超えており、初期の面接ではWeb面接が定着しています。3次/最終面接になるとWeb面接は22.7%に減り、最後ぐらいは対面面接で、というようです。

4_2025senko.jpg

面接での質問については、1次面接から3次・最終面接まででよく出た質問は「学生生活で力を入れたこと」「志望理由」「学業・研究について」「自己PR」「逆質問」「自己紹介」「やりたいこと・キャリアプラン」「業界の志望理由」「インターンについて」でした。「エントリーシートに沿って」は、エントリーシートの3大質問「学生生活で力を入れたこと」「志望理由」「自己PR・強み」などが含まれます。

5_2025senko.jpg


面接はオンライン面接と対面面接の両方のマナーを練習する必要がああります。特に、合否が決まる最終面接での対面が多くなりますので、模擬面接で立ち居振る舞いの練習は十分にした方がいいでしょう。
(編集部)
写真素材/PIXTA