
約9割が行動力とコミュ力を重視
経団連が2018年まで実施していた「新卒採用に関するアンケート調査」でも、「コミュニケーション能力」「主体性」「チャレンジ精神」がトップ3となっており、ほとんどの企業がこの3項目を重視していると言えるでしょう。
一方、「重視していない」「あまり重視していない」「まったく重視していない」の合計が多かったのは、「高い教養を身に付けている」(33%)、「個性がある」(29.9%)でした。大学教育では専門知識に加え、教養の重要性を訴える声をよく聞きます。また、採用の現場では、イノベーションを起こせる"出る杭"のような個性がある人材を求める声も聞かれますが、重視点としては高い評価とはなっていませんでした。
主体性=早稲田、コミュ力=慶応、チャレンジ精神=横国
各項目で評価の高かった大学を見てみましょう。●主体性
●コミュニケーション能力
●チャレンジ精神
●熱意
※4側面、12項目/側面1_行動力(熱意がある・主体性がある・チャレンジ精神がある)、側面2_対人力(コミュニケーション能力が高い・ストレス耐性が高い・柔軟性、適応力がある)、側面3_知力・学力(論理的思考ができる・高い教養を身に付けている・理解力がすぐれている<地頭がよい>)、側面4_独創性(創造力がある・個性がある・着眼点がよい)
