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日経HRと日本経済新聞社が毎年実施している「企業の人事担当者から見た大学イメージ調査」の結果を発表しました。この調査は有力企業の人事担当者に、採用した「学生のイメージ」と「大学の取り組み」を尋ねたものです。2021年版総合ランキングでは北海道大学が1位となりました。
北海道大学が総合1位 私立では早稲田大学(12位)がトップ
調査は採用実績のある大学を人数の多い順に挙げてもらい、学生のイメージについて「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」の4側面で評価したものです。総合1位となった北海道大学は「行動力」と「対人力」で1位、「独創性」でも2位となりました。
北海道大学は起業家(アントレプレナー)育成に力を入れており、「アントレプレナー志向型キャリア教育」を掲げ、地域の高校や他大学、研究機関、企業、行政機関などを巻き込んだアントレプレナー人材育成の仕組みを作ることを目指しています。
詳細は「北海道大学『起業家を目指す学部生へのキャリア教育を試行』」をご覧ください。
2位には横浜国立大学、3位名古屋大学、4位京都大学、5位東北大学と10位まで国立大学が続き、私立大学では早稲田大学が12位、慶應義塾大学が15位という結果でした。公立では大阪府立大が16位となっています。
小規模ランキング1位は立命館アジア太平洋大学
今年からは入学定員1500人以下の小規模大学版ランキングも発表。従来、総合ランキングは票数が一定数以上の大学を対象にしていたため、学生数の少ない大学は企業からの票数が規定に達せず対象にならないケースがありました。今年からは参考として総合ランキングの対象にはならなかった大学の中から小規模の大学を対象にランキングしました。その結果、1位立命館アジア太平洋大学、2位神田外語大学、3位秋田県立大学となりました。調査では、「行動力」「対人力」「知力・学力」「独創性」の側面別ランキングのほか、「採用を増やしたい大学ランキング」「注目している大学ランキング」「エリア別ランキング」などを公表しています。詳細は以下にある『日経キャリアマガジン特別編集 価値ある大学2021年版 就職力ランキング』をご覧ください。